スマホひとつで手軽に使えるVisaプリペイドカード「バンドルカード」。クレジットカードのように使えるのに、審査なし・即日発行で、学生やキャッシュレス初心者から注目を集めています。とはいえ、「どうやって作るの?」「リアルカードって何?」「本人確認は必要?」など、初めての方にはわからないことも多いはずです。
この記事では、バンドルカードの基本から、アプリでの登録手順、リアルカードの発行方法、作った後にすぐやるべき初期設定まで、誰でも簡単に始められるようにステップごとにやさしく解説していきます。これからバンドルカードを使ってみたい方は、ぜひ参考にしてください。

1. バンドルカードとは?作る前に知っておきたい基本情報

バンドルカードは、スマートフォンのアプリから誰でも簡単に作れるVisaプリペイドカードです。審査不要・即時発行・年齢制限がゆるいという特徴から、特に学生やクレジットカードを持てない方に人気があります。
ここでは、バンドルカードを作る前に知っておきたい基本的な情報を、5つのポイントに分けてやさしく解説していきます。
1-1. バンドルカードの基本的な特徴
バンドルカードは、あらかじめチャージして使う「前払い型(プリペイド型)」のVisaカードです。使える場所はVisa加盟店全般で、ネットでも実店舗でも対応可能です。
■ 主な特徴
- スマホアプリからすぐに発行できる
- クレジットカードのように使えるが後払いではない
- チャージした分だけ使えるから安心
- バーチャルカードとリアルカードが選べる
- ポチっとチャージで後払いも可能
支払い管理がしやすく、使いすぎを防ぎながらキャッシュレス決済ができる点が支持されています。
1-2. クレジットカードとの違い
「クレジットカードと何が違うの?」という疑問を持つ方も多いですが、バンドルカードはあくまでプリペイド型(前払い)であり、いくつかの点で異なります。
比較項目 | バンドルカード | クレジットカード |
---|---|---|
発行条件 | 審査なし・即時発行可能 | 審査あり・発行に数日~数週間 |
支払い方法 | 前払い(チャージして使う) | 後払い(翌月などに引き落とし) |
年齢制限 | 13歳以上 | 18歳以上(高校生不可が多い) |
使いすぎ防止 | チャージ上限で管理できる | 使いすぎるリスクあり |
バンドルカードは、お金の管理がしやすく、安心して使える入門用キャッシュレスツールと言えるでしょう。
1-3. バンドルカードの種類(バーチャル・リアル)
バンドルカードには大きく分けて3つの種類があります。使い方に応じて選べるのが魅力です。
■ バーチャルカード
- アプリ登録後すぐに発行される
- ネットショッピングで使える
- 実店舗では使用不可
■ リアルカード(物理カード)
- アプリから申込み後、郵送で届く
- Visa対応の実店舗でも使える
- サインや暗証番号入力が必要な場合あり
■ リアル+カード(本人確認済カード)
- リアルカードに本人確認を加えた上位版
- 海外でも使える
- 利用限度額や機能が拡張される
「ネットだけで使うならバーチャル」「実店舗でも使いたいならリアル・リアル+」というように、目的に合わせて選ぶのがポイントです。
1-4. 誰でも作れる?対象年齢と利用条件
バンドルカードは、13歳以上であれば誰でも作成可能です。特別な書類も必要なく、スマホだけで簡単に始められるのが大きな特長です。
■ 利用条件まとめ
- 年齢:13歳以上(未成年もOK)
- スマートフォンを所持していること
- 日本国内に居住していること
- 有効な電話番号があること(SMS認証で使用)
※リアル+カードやポチっとチャージなど、一部の機能には追加の本人確認(身分証の提出など)が必要になります。
1-5. 作成にかかる費用や手数料は?
バンドルカードの作成には、基本的に費用はかかりません。アプリのダウンロードやバーチャルカードの発行は無料です。
■ 手数料のかかる場面
- リアルカードの発行手数料:300円(税別)〜
- リアル+カード:本人確認後、発行費用がかかる場合あり
- ポチっとチャージ:利用時に手数料(例:510円など)あり
- チャージ自体には手数料はかからない(※一部銀行振込を除く)
基本的には、リアルカードを発行しない限りは無料で使い始められるため、まずはバーチャルカードで試してみるのもおすすめです。
まとめ
バンドルカードは、「クレジットカードはまだ持てないけど、キャッシュレスを始めたい」という方にぴったりのプリペイドカードです。
- スマホだけで作れて、すぐに使える
- 自分の使い方に合ったカードが選べる
- チャージ式だから安心して使いすぎ防止ができる
- 未成年や学生でもOK
このあとの章では、実際の作り方やアプリの登録手順を詳しく紹介していきますので、「使ってみたい」と思った方は、ぜひ続きをご覧ください!
2. バンドルカードの作り方・登録手順(アプリ編)

バンドルカードは、スマートフォンアプリから誰でも簡単に作れるVisaプリペイドカードです。ここでは、アプリのインストールからバーチャルカードの発行、そして安全に使うための初期設定まで、はじめての方でもわかりやすいように順を追って解説していきます。
2-1. アプリのインストールと初期設定
まず最初のステップは、バンドルカードの専用アプリをスマートフォンにインストールすることです。
■ アプリの入手方法
- iPhoneユーザー → App Storeで「バンドルカード」と検索
- Androidユーザー → Google Playで「バンドルカード」と検索
アプリをインストールしたら、アイコンをタップして起動します。
■ 初期設定の内容
- 利用規約の確認と同意
- プッシュ通知や位置情報の設定(あとで変更可)
画面の案内に従って進めるだけなので、アプリ操作に慣れていない方でも心配いりません。
2-2. ユーザー登録(氏名・電話番号など)
アプリを開いたら、アカウント登録(無料)を行います。
■ 入力項目の例
- ニックネーム(本名でなくてもOK)
- 生年月日(13歳以上が対象)
- 性別(任意)
- 電話番号(SMS認証あり)
登録した電話番号宛にSMSが届くので、そこに記載されている認証コード(4桁)を入力すれば、アカウントが有効になります。
■ 注意点
- 1人につき1アカウントのみ作成可能です
- 誤った情報を入力すると後から修正できない場合もあるため、慎重に確認しましょう
2-3. バーチャルカードの即時発行手順
アカウント登録が完了すると、すぐにバーチャルカードが発行されます。
■ バーチャルカードとは?
- スマホ上で使える仮想のVisaカード
- ネットショッピングやサブスクに対応
- 実物のカードはなし(実店舗では使用不可)
■ 発行手順(自動)
- アプリ内の「カード」タブに移動
- 画面にVisaのカード番号・有効期限・セキュリティコードが表示される
- この情報を使って、ネット上で支払いが可能に!
わずか数分でカードが使えるようになるため、「今すぐ使いたい!」という方にとって非常に便利です。
2-4. 利用規約・本人確認(リアル+用)
ネットだけで使うなら本人確認は不要ですが、リアル+カードの発行やポチっとチャージを利用したい場合は、追加で本人確認が必要になります。
■ 本人確認の流れ
- アプリ内の「本人確認をする」をタップ
- 運転免許証、マイナンバーカード、パスポートなどを撮影
- 顔写真を自撮り(指示に従って数秒間撮影)
- 送信後、審査は最短即日〜数日以内で完了
本人確認が完了すると、リアル+カードの申し込みが可能になり、機能制限も解除されます。
2-5. パスワード・通知の設定と安全対策
バンドルカードを安全に使うためには、パスワードの設定や通知管理が重要です。
■ 推奨設定
- アプリログイン用のパスコード(4桁)を必ず設定
- 生体認証(Face ID・指紋認証)も併用可能
- チャージや支払い時の通知をオンにしておくと、不正利用にすぐ気づける
また、定期的にアプリ内の「設定」メニューからログイン履歴や利用履歴を確認する習慣をつけることで、不正使用の防止にもつながります。
まとめ
バンドルカードは、アプリから簡単に作成・発行できるプリペイド型Visaカードです。作成の手順をまとめると以下の通りです。
- アプリをインストール
- ユーザー登録(SMS認証)
- バーチャルカードが即時発行
- 本人確認すればリアル+カードの発行もOK
- パスワード設定と通知で安全性を高める
次章では、実店舗で使えるリアルカード・リアル+カードの発行方法と申し込みの流れについて詳しく解説していきます。
3. リアルカード・リアル+カードの申込み方法

バンドルカードはスマホだけで利用できる「バーチャルカード」でも十分便利ですが、実際のお店でも使いたいという方には、リアルカードの発行がおすすめです。さらに、本人確認を済ませた「リアル+カード」を使えば、海外でも利用できるなど、使える場面がぐっと広がります。
ここでは、リアルカードとリアル+カードの違いや、申込み方法、注意点などをやさしく解説していきます。
3-1. リアルカードとは?
リアルカードとは、物理的に手元に届くVisaプリペイドカードのことです。見た目は一般的なクレジットカードとほぼ同じで、コンビニやスーパーなどの実店舗で使うことができます。
■ リアルカードの主な特徴
- Visa対応の店舗で利用可能(ネットでも使える)
- サインや暗証番号入力が求められる場合あり
- バーチャルカードよりも利用範囲が広がる
- クレジットカードのように財布に入れて持ち歩ける
実際にカードを持ちたい人や、ネット以外でもバンドルカードを活用したい人におすすめです。
3-2. 申込みに必要な情報・条件
リアルカードの申込みは、アプリから簡単に行うことができます。本人確認が不要な「リアルカード」と、本人確認が必要な「リアル+カード」で条件が異なります。
■ リアルカードの発行に必要なもの
- アプリ上での氏名・住所・電話番号の入力
- 有効なメールアドレス
- カード発行手数料の支払い(チャージ残高から支払う)
■ 対象年齢と制限
- リアルカード:13歳以上(未成年OK)
- リアル+カード:年齢制限はなしだが、本人確認が必要
手続きはすべてアプリ内で完結するので、郵便や書類の送付は不要です。
3-3. 発行手数料と到着までの日数
リアルカードの発行には手数料がかかります。この費用は、チャージした残高から自動的に差し引かれます。
■ 発行手数料の目安
- リアルカード:300円(税別)〜
- リアル+カード:600円(税別)〜(機能追加・本人確認含む)
※手数料は時期やキャンペーンにより変動することがあります。
■ カードの到着までの日数
- 発行から1週間〜10日ほどで指定の住所に届く
- まれに郵便事情により遅れる場合もある
発行後は、アプリでカードの配送状況や利用開始日を確認することができます。
3-4. リアル+カードと本人確認の流れ
リアル+カードは、リアルカードに本人確認のステップを加えた「上位版」です。利用上限額が上がったり、海外でも使えたりと、より自由度の高い使い方が可能になります。
■ 本人確認の流れ
- アプリ内で「本人確認をする」を選択
- 運転免許証・マイナンバーカードなどをスマホで撮影
- 自分の顔写真も撮影(自撮りによる本人確認)
- 数時間〜数日で審査が完了
- 承認後にリアル+カードを申し込み可能に
本人確認が完了すると、以下の機能が追加されます。
- 海外利用可能(リアル+のみ)
- 利用限度額が拡大
- ポチっとチャージの上限アップ
本人確認はセキュリティ強化にもつながるため、長く安心して使いたい方にはおすすめです。
3-5. 紛失・再発行の方法は?
万が一リアルカードを失くしてしまった場合でも、アプリから簡単に停止・再発行の手続きが可能です。
■ 紛失時の対応手順
- アプリを開く
- 「カード管理」→「カードを一時停止」
- 不正利用を防ぐため、すぐに停止する
- 必要に応じて「再発行の申請」を行う(有料)
■ 再発行の費用
- 再発行手数料:300円〜600円程度(時期・カード種別により変動)
また、リアル+カードを使っている場合は、再度の本人確認が不要で再発行がスムーズになるケースもあります。
まとめ
リアルカードやリアル+カードを発行することで、ネットだけでなく実店舗や海外でもバンドルカードを活用することができるようになります。
- 日常の買い物や外食、海外旅行まで使えるようになる
- 手続きはすべてアプリで完結
- 紛失時も安心のサポート体制あり
次章では、カードを作ったあとの「チャージ方法・初期設定・セキュリティ対策」について詳しく解説していきます。
4. 作った後にやるべき初期設定と使い方

バンドルカードを発行したら、すぐに買い物やサービスの支払いに使えるようになります。ただし、安全に便利に使い続けるためには、いくつかの初期設定や確認しておくべきポイントがあります。
この章では、カードを発行した直後にやっておきたい基本操作を、5つの視点からわかりやすくご紹介します。
4-1. チャージ方法の選び方
バンドルカードはプリペイド型のカードなので、利用するには事前にチャージ(入金)が必要です。チャージ方法はいくつかありますが、自分にとって便利なものを選ぶことが大切です。
■ 主なチャージ方法
- コンビニ(セブン・ローソン・ファミマなど)
- セブン銀行ATM
- 銀行振込(ネットバンキング含む)
- クレジットカード/デビットカード
- 携帯キャリア決済(ドコモ・au・ソフトバンク)
- ポチっとチャージ(後払い機能)
急ぎのときはコンビニやATMで即時反映、まとまった金額を管理したいときは銀行振込、スマホだけで完結させたいならキャリア決済やポチっとチャージが便利です。
4-2. 利用限度額と確認方法
バンドルカードには、利用限度額やチャージ上限があります。使いすぎを防ぐためにも、自分の現在の限度額を把握しておきましょう。
■ 限度額の一例(バーチャルカード)
- 月間チャージ上限:12万円まで(利用状況により変動)
- 1回のチャージ上限:3万円~10万円程度
リアル+カードへアップグレードすれば、上限がさらに拡大されることがあります。
■ 限度額の確認方法
アプリの「チャージ」画面や「設定」から確認可能です。また、ポチっとチャージの利用枠も同様にアプリで確認できます。
4-3. 利用履歴の見方・管理方法
バンドルカードでは、いつ・どこで・いくら使ったのかをアプリでリアルタイムに確認できます。これにより、お金の管理がとても楽になります。
■ 履歴の確認手順
- アプリを開く
- 「履歴」タブをタップ
- 日付・店舗名・利用金額が一覧で表示される
履歴はCSVで出力することも可能なので、月々の家計管理にも役立ちます。
4-4. 不正利用防止のための設定
セキュリティ対策も忘れてはいけません。カードを安全に使うために、アプリの設定をしっかり整えておくことが大切です。
■ 推奨設定
- アプリのログインパスコードを設定(4桁)
- 指紋認証や顔認証もオンにする
- チャージ・利用時に通知を受け取るようにする
- カード情報のスクリーンショットは控える
万が一スマホを紛失した場合にも、これらの対策をしておけば被害を最小限に抑えることができます。
4-5. トラブル時の問い合わせ先
カードが使えない、エラーが出る、チャージが反映されないなど、トラブルが起きた場合はアプリからすぐに問い合わせが可能です。
■ 問い合わせ手順
- アプリを開く
- 「設定」→「お問い合わせ」を選択
- 問題の内容・日時・スクリーンショットなどを添付して送信
対応は通常1~2営業日以内にメールで返答が届きます。緊急時にはカードの一時停止もできるので、まずはアプリ内で落ち着いて操作しましょう。
まとめ
バンドルカードを作ったら、まずは以下のような初期設定や確認を済ませておきましょう。
- チャージ方法を選んで実際に入金してみる
- 利用限度額を確認して無理のない範囲で使う
- 利用履歴をこまめにチェックしてお金を管理する
- 不正利用防止のためにパスコードや通知設定を行う
- トラブル時はアプリからすぐに問い合わせる
これらを意識することで、安心・安全にバンドルカードを使いこなせるようになります。
よくある質問コーナー|バンドルカードの作成・初期設定に関するQ&A

Q1. バンドルカードを作るのに年齢制限はありますか?
A. はい、バンドルカードは13歳以上であれば誰でも作成可能です。中学生や高校生でも保護者の同意がなくても作れますが、リアル+カードや後払い機能の利用には追加条件があります。
Q2. 作成に必要な書類や本人確認はありますか?
A. バーチャルカードを作るだけなら本人確認は不要です。リアル+カードやポチっとチャージを使いたい場合のみ、運転免許証などの本人確認書類が必要です。
Q3. バンドルカードのアプリはどこからダウンロードできますか?
A. スマートフォンのApp Store(iPhone)またはGoogle Play(Android)で「バンドルカード」と検索すれば、無料でダウンロード可能です。
Q4. バンドルカードを作るのに費用はかかりますか?
A. バーチャルカードは完全無料で作れます。ただし、リアルカードを発行する場合は発行手数料(300円~)がかかるので注意してください。
Q5. リアルカードはいつ届きますか?
A. 申込みから通常1週間~10日ほどで登録住所に郵送されます。混雑時はもう少し時間がかかることもあります。
Q6. 複数のバンドルカードを持つことはできますか?
A. いいえ、1人につき1アカウントのみ作成可能です。複数作成は規約違反となるため注意が必要です。
Q7. 作ったバンドルカードはすぐに使えますか?
A. はい、バーチャルカードは登録完了後すぐに発行され、ネット決済で使えます。ただし、チャージしてからでないと利用できません。
Q8. 作成時の電話番号認証に失敗したらどうすればいいですか?
A. 電波の良い場所で再度SMS認証を試してください。認証コードが届かない場合は、端末のSMS受信設定や迷惑メッセージフォルダを確認しましょう。
Q9. 作成後すぐにチャージしないといけませんか?
A. いいえ、作成だけならチャージは不要です。ただし、実際に使うにはチャージが必要なので、使う前にどの方法でチャージするか決めておくとスムーズです。
Q10. 間違って登録した情報は後から変更できますか?
A. ニックネームや通知設定は変更可能ですが、生年月日や電話番号など重要な情報は変更できない場合があります。間違いのないように慎重に入力しましょう。
まとめ
バンドルカードは、スマホから簡単に作れるVisaプリペイドカードで、13歳以上なら誰でも利用できます。バーチャルカードなら本人確認なしで即時発行でき、ネットショッピングにすぐ使えるのが大きな魅力です。実店舗でも使いたい場合はリアルカードやリアル+カードの発行が必要ですが、アプリ内で手続きが完了し、届いたその日から利用できます。チャージ方法やセキュリティ設定をきちんと行えば、安全で便利なキャッシュレス生活が始められます。これからカードを作ろうと考えている方は、ぜひ本記事を参考に一歩を踏み出してみてください。
