バンドルカードは、スマホ一つで簡単に使えるVisaプリペイドカードとして人気を集めています。アプリ内で即時発行できる「バーチャルカード」と、実店舗でも使える「リアルカード」があることで、自分の生活スタイルに合わせて選べるのが特徴です。しかし、「違いがよくわからない」「どっちを使えばいいの?」と迷っている方も少なくありません。
この記事では、バンドルカードのバーチャルカードとリアルカードの違いを徹底比較し、それぞれの特徴やメリット・デメリット、向いている人をやさしく解説します。これからカードを作る方は、ぜひ参考にしてください。

- 1. バンドルカードはどんなカード?基本の仕組みをおさらい
- 2. アプリで使えるバーチャルカードとは?
- 4. バーチャルカードとリアルカードの違いを比較表でチェック
- よくある質問コーナー|バーチャルカードとリアルカードの違いに関するQ&A
- まとめ
1. バンドルカードはどんなカード?基本の仕組みをおさらい

バンドルカードのアプリ版とリアルカードの違いをしっかり理解するためには、まずバンドルカードそのものの仕組みを知っておくことが大切です。
この章では、「バンドルカードって何?」「どうやって使うの?」という基本的な疑問に答えながら、後の比較がわかりやすくなるように基礎情報を丁寧に解説します。
1-1. バンドルカードはプリペイド型Visaカード
バンドルカードは、Visaブランドのプリペイドカードです。プリペイドとは「前払い型」のことで、使う前にお金をチャージして、その残高の範囲内で買い物ができる仕組みです。
■ 主な特徴
- クレジットカードのように使えるが、後払いではない
- 使った金額はその場でチャージ残高から即時引き落とし
- アプリから簡単に管理・確認できる
Visaマークのあるお店やサービスで使えるため、ネットでも街でも幅広く利用可能です。
1-2. 利用にはチャージが必要
バンドルカードを使うには、まずお金をチャージ(入金)する必要があります。クレジットカードのように「使ってから後で払う」仕組みではないため、残高が足りなければ利用できません。
■ 主なチャージ方法
- コンビニ(セブンイレブン・ローソン・ファミマなど)
- セブン銀行ATM
- 銀行振込
- クレジットカード・デビットカード
- 携帯キャリア決済(ドコモ・au・ソフトバンク)
- ポチっとチャージ(後払い方式/要審査)
ポチっとチャージ以外は、自分が持っているお金を前もってチャージしておく形式になります。これにより、使いすぎを防げるという大きなメリットがあります。
1-3. バーチャル・リアル・リアル+の3タイプ
バンドルカードには、用途や生活スタイルに応じて選べる3種類のカードタイプがあります。それぞれに特徴があり、ネット決済だけでいい人もいれば、実店舗でも使いたい人もいるはずです。
■ バーチャルカード(アプリ内カード)
- スマホアプリを登録するだけで即時発行
- ネットショッピングやアプリ課金に対応
- 物理カードなし/実店舗では使えない
■ リアルカード(物理カード)
- 発行申請後、登録住所に郵送される
- Visa加盟店の実店舗でも利用可能
- 発行手数料がかかる(例:300円〜)
■ リアル+カード(本人確認済カード)
- リアルカードの上位版
- 本人確認書類の提出が必要
- 海外でも利用可能、利用上限も拡大される
- より高いセキュリティと機能性を備える
このように、「ネットだけで使いたい」「外でも使いたい」「海外でも使いたい」などのニーズに応じて、選べる仕組みになっているのがバンドルカードの魅力です。
まとめ
バンドルカードは、スマホで作れてすぐに使えるVisaのプリペイドカードです。使いすぎを防ぎたい方、クレジットカードを持てない方、初めてのキャッシュレス体験にぴったりなサービスと言えます。
- チャージして使う「前払い式」で安心
- ネット専用のバーチャルカード
- 実店舗でも使えるリアルカード・リアル+カード
次章では、それぞれのカードタイプの中でも特に違いが分かりにくい「アプリ内のバーチャルカード」の詳細について見ていきましょう。
2. アプリで使えるバーチャルカードとは?

バンドルカードの中でも、もっとも手軽で初心者向けなのが「バーチャルカード」です。スマホアプリをインストールして登録すれば、わずか数分でVisa対応のカードを発行できるという手軽さが魅力です。
この章では、バーチャルカードの基本的な特徴や使える場所、メリット・デメリット、そしてどんな人に向いているかをわかりやすく紹介します。
2-1. バーチャルカードの特徴と発行方法
バーチャルカードとは、実物のカードがない、アプリ上だけで使えるデジタルカードです。アカウント登録さえ完了すれば、即時発行され、すぐに使えるようになります。
■ 発行までの流れ
- スマホにバンドルカードアプリをインストール
- 電話番号認証・ニックネームなどを登録(約1分)
- アカウント作成完了と同時にバーチャルカードが発行
- アプリ内にVisa番号・有効期限・セキュリティコードが表示される
すべての操作がスマホひとつで完結するため、クレジットカードの発行や銀行口座の開設よりもずっと簡単です。
2-2. 使える場所(ネットショッピング・アプリ課金など)
バーチャルカードは、Visaのオンライン決済に対応しているお店やサービスで利用できます。
■ 主な利用シーン
- Amazonや楽天などのECサイト
- Netflix、Spotify、YouTube Premiumなどのサブスク
- App Store、Google Playでのアプリ課金
- メルカリ、PayPayフリマなどのフリマアプリ
- DMM、Kindle、電子書籍などのデジタルコンテンツ
スマホで完結するサービスとの相性が抜群で、クレジットカードを登録する感覚で利用可能です。
2-3. メリット(即時発行・無料など)
バーチャルカードには、多くのメリットがあります。特に初めてキャッシュレス決済に挑戦する方にとって、安心・簡単に始められる点が大きな魅力です。
■ バーチャルカードのメリット
- 無料で即時発行できる(手数料なし)
- 13歳以上なら誰でも作成可能(未成年OK)
- クレジットカードがなくてもネット決済ができる
- チャージ制だから使いすぎの心配がない
- カード番号の変更もアプリ内で可能(セキュリティ面も安心)
「今すぐ使いたい」「クレカがないけど支払いがしたい」という時に、スピード感と柔軟性を両立できるのがバーチャルカードの強みです。
2-4. デメリット(実店舗では使えないなど)
便利な反面、バーチャルカードにはいくつかの制限や注意点もあります。
■ バーチャルカードのデメリット
- 実店舗(コンビニ・飲食店など)では使えない
- ガソリンスタンドや公共料金など、一部サービスで利用不可
- 月額課金の更新に対応しないサービスもある
- サインやIC認証が必要な場面では利用できない
物理カードがないぶん、ネット専用のカードとして割り切った使い方が求められます。
2-5. バーチャルカードが向いている人
バーチャルカードは、次のような方に特におすすめです。
■ 向いている人の例
- ネットショッピングやアプリ課金だけで十分な方
- クレジットカードを持っていない未成年の方
- お金の管理をしやすくしたいキャッシュレス初心者
- できるだけ費用をかけずにカードを使いたい方
- すぐに支払いが必要な急ぎのケース
「実店舗での買い物は他の手段で済ませる」「ネット中心の支払いが多い」という方には、まずバーチャルカードからスタートするのがベストです。
まとめ
バーチャルカードは、スマホだけで簡単に発行できるVisa対応のネット決済専用カードです。
- アプリ登録ですぐに発行可能
- ネットショッピング・サブスク・課金に最適
- 手数料無料でコスパ抜群
- 実店舗では使えない点だけ注意
次章では、リアルカードやリアル+カードの特徴と違いについて詳しく解説していきます。実店舗でも使いたい方は、ぜひ引き続きご覧ください!
3. 実店舗でも使えるリアルカード・リアル+カード
バーチャルカードはネット決済専用ですが、「街のお店でも使いたい」「手元にカードがほしい」という方には、リアルカードやリアル+カードの発行がおすすめです。
この章では、リアルカードとリアル+カードの違いや、使える場所、メリット・注意点などを具体的に紹介します。
3-1. リアルカードとリアル+カードの違い

バンドルカードには、物理的なカードとして発行される「リアルカード」と、本人確認を済ませた上位版である「リアル+カード」があります。
■ リアルカード
- アプリから申し込み、郵送で届く物理カード
- 国内のVisa加盟店で利用可能
- ネットでも使える(バーチャルカードと同じ機能あり)
- 本人確認は不要
■ リアル+カード
- リアルカードに本人確認(運転免許証など)を追加したもの
- 海外のVisa加盟店でも利用可能
- 利用限度額がアップ
- ポチっとチャージの上限も拡大される
リアル+カードは、より多くの機能を使いたい人向けのアップグレード版という位置づけです。
3-2. 発行方法と手数料
リアルカード・リアル+カードは、いずれもバンドルカードのアプリから申し込むことができます。
■ 発行の流れ(共通)
- アプリの「カード」メニューから「リアルカード発行」を選択
- 氏名・住所・電話番号を入力
- チャージ残高から発行手数料を支払う
- 約1週間で自宅にカードが届く
■ 発行手数料
- リアルカード:300円(税別)〜
- リアル+カード:600円(税別)〜
※キャンペーンや時期によって変動する場合あり
リアル+カードを申し込むには、本人確認書類(免許証・マイナンバーカードなど)の提出が必要です。
3-3. 実際に使える場所(コンビニ・飲食店・海外など)
リアルカードを持っていれば、街中のVisa対応店舗でクレジットカードと同じように支払いが可能です。
■ 国内で使える場所
- コンビニ(セブンイレブン・ローソン・ファミマなど)
- 飲食チェーン(マクドナルド・ガスト・スタバなど)
- スーパー・ドラッグストア
- 家電量販店・書店・アパレル店
- カラオケ、映画館などのレジャー施設
■ 海外で使える場所(リアル+のみ)
- ホテル、レストラン、空港店舗
- 海外のVisa加盟店全般
- 為替レートに応じて円換算される(海外手数料あり)
※ガソリンスタンドや高速道路のETC、一部の宿泊施設では利用できないことがあります。
3-4. メリットと注意点
リアルカード・リアル+カードを使うことで、バンドルカードの活用範囲が広がりますが、いくつかの注意点も押さえておきましょう。
■ メリット
- 実店舗でも使える
- サインまたは暗証番号で支払い可能
- 海外対応(リアル+)で出張・旅行にも便利
- バーチャルカードと併用できる(同一残高)
■ 注意点
- 発行に数日かかる(即時発行ではない)
- 手数料がかかる(無料ではない)
- 紛失・盗難時は速やかにアプリで停止手続きが必要
- 海外利用時は為替手数料(約3%)が発生する場合がある
しっかり管理すれば、クレカの代わりとして十分に実用的なカードです。
3-5. リアルカードが向いている人
次のような方には、リアルカードの発行をおすすめします。
■ 向いている人の例
- 実店舗(コンビニ・カフェ・飲食店など)での支払いをしたい方
- クレジットカードをまだ持てない未成年や学生
- 海外旅行や出張がある方(リアル+)
- 安全に使いたいけど、財布にカードがないと不安な方
- ネットと実店舗、両方で使いたい方
リアルカードは、「ネット専用では不便だな」と感じたタイミングで申し込むのがベストです。
まとめ
リアルカード・リアル+カードを持てば、ネットでも街でも安心して使えるVisaプリペイドカードとしてバンドルカードの活用範囲が一気に広がります。
- 手続きはアプリから簡単に
- 国内・海外の実店舗でも使える
- 本人確認でさらに高機能に(リアル+)
次章では、バーチャルカードとリアルカードを比較した一覧表と、目的別のおすすめの使い方をご紹介します!
4. バーチャルカードとリアルカードの違いを比較表でチェック

バンドルカードには「バーチャルカード」「リアルカード」「リアル+カード」の3種類がありますが、実際にどれを選べばいいのか迷う方も多いと思います。
この章では、機能や使える場所・発行手数料・セキュリティなどの項目を比較表でわかりやすく整理し、利用目的に応じた選び方や注意点もあわせて解説します。
4-1. 利用可能場所・発行費用・セキュリティなどを一覧比較
まずは、バンドルカードの3タイプの特徴を、一覧表で比較してみましょう。
項目 | バーチャルカード | リアルカード | リアル+カード |
---|---|---|---|
利用できる場所 | ネットのみ | ネット+国内実店舗 | ネット+国内外の実店舗 |
発行費用 | 無料 | 約300円(税別)~ | 約600円(税別)~ |
発行スピード | 即時発行 | 約1週間で届く | 本人確認後、約1週間 |
本人確認の必要性 | 不要 | 不要 | 必須(免許証など) |
利用限度額 | 月最大12万円程度 | 同上 | 上限拡大(条件により異なる) |
ポチっとチャージの上限 | 少額 | 同上 | 上限アップ |
海外での利用 | 不可 | 不可 | 可能 |
紛失時の再発行 | 不要 | アプリから可能(有料) | 同上 |
セキュリティ(番号変更) | アプリで随時可能 | カードそのものに依存 | アプリで一部変更可 |
この表を見れば一目瞭然ですが、「どこで使いたいか」と「どのくらいの機能を求めるか」で選ぶべきカードが変わります。
4-2. 利用目的別のおすすめカードタイプ
具体的な使い方に応じて、どのタイプのカードが合っているかを整理してみましょう。
■ ネットショッピングだけでOKな方
→ バーチャルカード
・即時発行/手数料なし
・セキュリティも柔軟
■ コンビニやカフェなど、実店舗での支払いもしたい方
→ リアルカード
・ネットも街も対応
・本人確認不要で手軽
■ 海外で使いたい or 利用限度額を上げたい方
→ リアル+カード
・海外対応/ポチっとチャージも拡張
・本人確認は必要だけど安心感あり
「最初はバーチャルカードで様子を見て、必要に応じてリアルカードを追加する」という流れもおすすめです。
4-3. よくある誤解や間違いやすいポイントまとめ
バンドルカードのタイプごとに、よくある勘違いや注意点をまとめておきます。
■ 間違いやすいポイント
- 「バーチャルカードでコンビニ使えると思ってた」
→ バーチャルカードはネット専用、実店舗では不可です。 - 「リアルカードが届かないのはアプリ不具合?」
→ 発行には通常1週間~10日程度かかります。気長に待ちましょう。 - 「リアルカードでも海外使える?」
→ いいえ、海外利用はリアル+カードのみです。 - 「バーチャルカードだから安心でセキュリティ設定不要?」
→ パスコード・生体認証・通知設定は必ずオンにしておきましょう。
■ トラブル防止のために
- 利用前にはチャージ残高を確認
- 利用できないサービス(ETC、公共料金など)には注意
- 不明点があれば公式サポートへ相談(公式サイト:バンドルカード お問い合わせ)
まとめ
バンドルカードは、自分の使い方に合わせて3タイプのカードを選べるのが最大の魅力です。違いをしっかり理解すれば、無駄な手数料やトラブルも避けられます。
- ネットだけならバーチャルカード
- 実店舗も使うならリアルカード
- 海外や上限アップを求めるならリアル+カード
この記事を参考に、あなたにぴったりのカードタイプを選び、安心・便利なキャッシュレス生活を始めましょう。
よくある質問コーナー|バーチャルカードとリアルカードの違いに関するQ&A

Q1. バーチャルカードはどこで使えますか?
A. 主にネットショッピングやアプリ課金、サブスクリプションなど、オンライン決済専用です。実店舗では利用できません。
Q2. リアルカードを申し込んだら、どのくらいで届きますか?
A. 通常は1週間〜10日程度で登録住所に郵送されます。時期によって多少前後することもあります。
Q3. バーチャルカードからリアルカードへの切り替えはできますか?
A. 切り替えというよりも、リアルカードを追加で申し込む形になります。既存のアカウント情報はそのまま使えます。
Q4. リアルカードでも本人確認は必要ですか?
A. リアルカードは本人確認なしで発行可能です。本人確認が必要なのは、リアル+カードを申し込むときです。
Q5. 海外でも使えるのはどのカードですか?
A. リアル+カードのみ海外のVisa加盟店で利用可能です。本人確認を完了してから申請が必要です。
Q6. バーチャルカードの発行に手数料はかかりますか?
A. 無料で即時発行可能です。発行手続きもアプリ上で数分で完了します。
Q7. リアルカードをなくした場合はどうすれば?
A. アプリ内から「カードを一時停止」して不正利用を防止し、必要であれば再発行の申請(有料)をしてください。
Q8. バーチャルカードとリアルカード、残高は別ですか?
A. 共通の残高で管理されます。どちらで使っても同じアカウント内で利用履歴が記録されます。
Q9. ポチっとチャージはバーチャルカードでも使えますか?
A. はい、バーチャルカードでもポチっとチャージは利用可能です。ただし、リアル+の方が上限が高くなることがあります。
Q10. バーチャルカードだけで十分な人ってどんな人?
A. ネットでの買い物や動画・音楽配信の支払いだけに使う方なら、バーチャルカードだけで十分対応できます。
まとめ
バンドルカードには、スマホで即時発行できる「バーチャルカード」、実店舗でも使える「リアルカード」、さらに機能を広げた「リアル+カード」があります。それぞれの特徴を理解し、自分の使い方に合ったカードを選ぶことが、快適で安全なキャッシュレス生活への第一歩です。ネット中心ならバーチャル、街中でも使いたいならリアルカード、海外や高額利用にも対応したいならリアル+カードを選びましょう。柔軟な選択肢があるバンドルカードは、あなたの生活スタイルにぴったり寄り添ってくれます。
