楽天ギフトカードは、楽天市場をはじめとした楽天グループのさまざまなサービスで利用できる、非常に便利な電子ギフト券です。全国のコンビニや家電量販店などで購入でき、プレゼントやお祝いにもよく使われています。
しかしその手軽さと高い換金性から、詐欺グループにとってもターゲットになりやすい存在となっており、実際に「ギフトカードを買わせてコードを送らせる」タイプの被害が全国で相次いでいます。
本記事では、楽天ギフトカードの基本的な仕組みから、よくある詐欺の手口、防止策、被害に遭った場合の対応、そして使わない場合の安全な現金化方法まで、総合的に解説していきます。

1. 楽天ギフトカードとは?

楽天ギフトカードは、楽天ポイントにチャージして使えるプリペイドタイプのギフト券です。楽天市場だけでなく、楽天トラベルや楽天ブックス、ラクマなどの各種サービスでも利用できるため、非常に汎用性が高く、多くの人に支持されています。
この章では、楽天ギフトカードの仕組みや購入方法、使い方、残高確認、現金化に関する基礎知識をまとめます。
1-1. 基本情報と使い方
楽天ギフトカードは、楽天アカウントにチャージすることで楽天キャッシュとして利用できます。チャージされた楽天キャッシュは、楽天市場や楽天Pay加盟店での支払いに使えるほか、他のユーザーへの送金も可能です。
【主な使い道】
- 楽天市場での商品購入
- 楽天トラベルの宿泊・旅行代金の支払い
- 楽天ブックスや楽天ビューティーでの利用
- 楽天Payを通じた実店舗での支払い
日常的に楽天サービスを使っている人にとっては、非常に便利なチャージ方法の一つといえるでしょう。
1-2. 購入方法と種類(カード型・コード型)
楽天ギフトカードには、主に2種類の形式があります。
【カード型】
- コンビニや家電量販店で販売
- スクラッチを削ることでPINコードを確認
【コード型】
- Amazonや楽天市場などのオンラインストアで販売
- 購入後にメールでPINコードが送られてくる
カード型は、物理的なプレゼントとして使いやすく、コード型はオンラインで手軽に即時購入できるという違いがあります。
1-3. 登録とチャージ方法
楽天ギフトカードのコードを利用するには、楽天アカウントにログインし、楽天キャッシュとしてチャージする必要があります。
【チャージ手順】
- 楽天キャッシュのチャージページにアクセス
- 「楽天ギフトカード」チャージを選択
- カード裏面のPINコード(16桁)を入力
- チャージ完了後、楽天キャッシュとして反映
チャージ後の残高は楽天ポイントと同様に使えますが、一度チャージすると返品や譲渡はできません。
1-4. 残高確認の手順
楽天ギフトカードの残高は、コードをチャージする前には確認することができません。 チャージ後であれば、楽天キャッシュの残高ページから確認可能です。
【確認方法】
- 楽天e-NAVIまたは楽天キャッシュのページにログイン
- 「利用履歴」または「残高照会」でチャージ済み金額を確認
なお、チャージ後はその楽天アカウント専用の残高となり、他人への譲渡はできなくなる点に注意が必要です。
1-5. 現金化する際の相場と注意点
楽天ギフトカードは、電子ギフト券の中でも非常に高い買取率を誇る商品のひとつです。未使用・未登録のコードであれば、買取サイトを通じて現金化が可能です。
【楽天ギフトカードの買取相場(2025年時点)】
- 買取率:85〜90%
- 振込スピード:即日〜翌営業日
- 必要書類:コード、額面、本人確認(初回のみ)
現金化を検討する場合は、楽天キャッシュにチャージする前に判断することが絶対条件です。一度チャージしてしまうと、残高は譲渡・換金できなくなります。
次章では、楽天ギフトカードを狙った詐欺手口の具体例とその特徴について詳しく解説していきます。
2. 楽天ギフトカードを狙った詐欺の手口

楽天ギフトカードはその利便性と高い換金性から、詐欺グループにとっても非常に狙いやすいアイテムです。
特に「コンビニでカードを買わせて、PINコードを送らせる」という手口は、ここ数年で大きく増加しており、高齢者を中心に多くの被害が報告されています。
これらの詐欺は、電話・メール・SNS・ショートメッセージなど、さまざまな方法で仕掛けられ、一見もっともらしい言葉で警戒心を解いてくるのが特徴です。
この章では、実際に多く報告されている詐欺のパターンを5つに分けて解説します。
2-1. 電話やメールで購入を指示されるケース
もっとも典型的なのが、架空の請求や不正アクセスを装い、楽天ギフトカードでの支払いを求めてくる手口です。
【よくある文言】
- 「あなたのアカウントが不正利用された。対応にはギフトカードが必要です」
- 「料金滞納があるため、今すぐカードを買って支払ってください」
- 「重要な支払いが発生しています。30分以内に対応しなければ法的措置をとります」
これらはすべて詐欺であり、楽天をはじめ正規の企業がギフトカードでの支払いを要求することはありません。
冷静に対応し、絶対にコードを渡さないことが大切です。
2-2. なりすましサポートによる詐欺の流れ
楽天カスタマーセンターや楽天銀行を名乗る偽のサポート窓口からの連絡にも要注意です。
【手口の流れ】
- 偽のサポート画面やメールから電話をかけさせる
- 「セキュリティ保護のために楽天ギフトカードが必要」と案内
- 購入後、PINコードの提供を求められ、そのまま使用される
この手口は、本物そっくりの画面や音声ガイダンスを使って信頼させるのが特徴で、騙されてしまう人も少なくありません。
楽天の公式サポートでは、一切ギフト券を使った対応は行っていません。
2-3. SNSやフリマでの高額買取詐欺
「高額で楽天ギフトカードを買い取ります」という誘い文句で、個人情報やコードだけを抜き取る詐欺も増えています。
【被害の一例】
- 「90%以上で即現金化」といった甘い言葉に誘導される
- LINEやDMでやりとりを進め、先にコードだけを送らせる
- その後、音信不通になり入金されない
個人間取引は運営会社の補償がなく、騙された場合も泣き寝入りになることが多いため、絶対に避けるべきです。
2-4. 架空請求や偽キャンペーンに注意
楽天の名を騙って、「懸賞に当選しました」「楽天会員限定キャンペーン」と称して、偽のサイトに誘導し、ギフトカード情報を盗み取るという手口もあります。
【典型的な文面】
- 「1等賞おめでとうございます!今すぐギフトカードを登録して受け取りましょう」
- 「あなたの楽天アカウントがロックされています。解除には認証が必要です」
- 「楽天ポイント大量獲得チャンス!エントリーはこちら」
これらのリンク先は、楽天に似せたフィッシングサイトになっていることが多く、入力した情報がそのまま盗まれてしまいます。
2-5. なぜ楽天ギフトカードが狙われるのか
楽天ギフトカードが詐欺グループに狙われる理由には、以下のような要因があります。
【狙われやすい背景】
- コンビニなどで誰でも簡単に買える入手性の高さ
- 利用者が多く、知名度があるため違和感を覚えにくい
- PINコードだけでチャージ・利用ができる=即時換金が可能
- 一度使われると追跡や返金がほぼできない
詐欺師にとっては「現金同様の価値がありながら、足がつきにくい」ため、楽天ギフトカードは非常に都合の良いターゲットとなっているのです。
次章では、こうした詐欺被害を未然に防ぐために知っておきたい、5つの実践的な対策と心がけを詳しく解説します。
3. 楽天ギフトカード詐欺を防ぐには

楽天ギフトカードは便利で使い勝手が良い一方、詐欺に悪用されやすい商品でもあります。特に、突然の電話やメール、SNSでのやりとりから、「今すぐギフトカードを買って送ってほしい」と依頼されるケースは非常に多く見られます。
このような被害を未然に防ぐためには、知識と事前の備えが不可欠です。
ここでは、楽天ギフトカード詐欺を防ぐために日常的に意識しておきたいポイントを5つご紹介します。
3-1. 「ギフトカードで払え」は全て詐欺と認識する
まず最初に徹底したいのは、どんな状況でも「ギフトカードで支払ってほしい」と言われたら、それは100%詐欺という考え方を持つことです。
楽天を含むすべての正規企業・公的機関は、ギフトカードでの支払いを求めることは一切ありません。
【要注意のフレーズ】
- 「すぐにギフトカードを買って支払ってください」
- 「トラブル解決のためにギフトコードが必要です」
- 「個人情報確認のためにカードを使ってください」
こうした言葉が出てきたら、相手が誰であっても即座にやりとりを中止する勇気を持ちましょう。
3-2. 店頭購入時の不審な状況に注意
詐欺に巻き込まれる多くのケースでは、被害者がコンビニなどで実際にギフトカードを購入させられています。
【購入時に注意したいポイント】
- 店員が「詐欺ではありませんか?」と声をかけてきたら、素直に耳を傾ける
- 複数枚、大量に購入する場合は特に警戒する
- 購入直前に誰かから電話で指示を受けているような状況なら、一度立ち止まる
実際にコンビニ店員の機転で被害を防げた事例も多く、「おかしい」と感じたときにはその場を離れて考える時間を持つことが重要です。
3-3. メールやSMSのリンク先を必ず確認
楽天を装ったフィッシング詐欺のメールやSMSも多く出回っています。「ポイントがもらえる」「アカウントに問題がある」といった誘い文句で偽サイトに誘導されるケースです。
【見分けるポイント】
- 正規の楽天ドメイン(rakuten.co.jp)以外のリンクには絶対アクセスしない
- 表示名だけで判断せず、メールアドレスの末尾やリンク先URLをチェック
- 本文に不自然な日本語や、極端に短い回答期限が書かれている場合は特に注意
不安に思ったら、楽天公式サイトに直接アクセスして確認する癖をつけましょう。
3-4. 家族間での共有と声かけの重要性
特に高齢者が被害に遭うケースが多いため、家族間での情報共有が非常に効果的です。
【家庭内でできる対策】
- 「ギフトカードを買ってって言われたら、絶対に家族に相談する」とルール化
- 最近の詐欺手口をLINEや食事中の会話などで定期的に共有
- ギフトカードを頻繁に購入している家族がいたら声をかける
家庭の中でのちょっとした対話が、詐欺を防ぐ最大のセーフティネットになります。
3-5. 子どもや高齢者への啓発が有効
楽天ギフトカードは若年層にも馴染みがあるため、子どもを狙った詐欺にも注意が必要です。また、デジタルに不慣れな高齢者が被害に遭いやすいのも事実です。
【教育・啓発のポイント】
- 学校や家庭で「ネットで知り合った人にコードを渡してはいけない」と明確に伝える
- 高齢者向けには市区町村の配布物や講習会を活用
- ニュースで実際の被害事例を一緒に見ておく
「知っていれば防げた」は詐欺対策ではとても大切なキーワードです。周囲と共に知識を深め、詐欺を寄せつけない環境を作ることが大切です。
次章では、万が一詐欺に遭ってしまった場合にどのように対応すればよいか、どこに相談すればよいかを詳しく解説していきます。
4. 詐欺に遭ってしまったときの対処法

「まさか自分が詐欺に…」とショックを受ける方も多いですが、楽天ギフトカードをめぐる詐欺は年齢や経験を問わず、誰にでも起こり得る身近な被害です。
大切なのは、被害に気づいたあとに適切な行動を素早く取ること。これにより、被害の拡大を防ぎ、二次被害も回避することができます。
この章では、詐欺に遭ってしまったときにすぐにやるべきことから、相談窓口、証拠の残し方、二次被害への備えまで、具体的な対応策をわかりやすく解説していきます。
4-1. すぐに行うべきこと(やりとりの保存・使用状況の確認)
まず最初にやるべきなのは、落ち着いて状況を整理することです。
詐欺相手とのやりとりを終了し、証拠をしっかり残しましょう。
【初動の行動】
- LINEやSMS、通話記録、メールなどすべてのやりとりを保存(スクリーンショットも有効)
- ギフトカードのPINコードが使用されたか確認(楽天キャッシュにチャージされていないか)
- 使用されていなければ、すぐに楽天公式サポートに連絡する
焦って行動すると、さらに情報を渡してしまうリスクもあります。 一呼吸おいて、記録を取りつつ冷静に次の手を打ちましょう。
4-2. 楽天公式サポートに連絡する方法
ギフトカードのコードが未使用であれば、楽天がチャージを無効化できる可能性もあるため、できるだけ早く問い合わせることが重要です。
【問い合わせ手順】
- 楽天の公式サポートページ(https://ichiba.faq.rakuten.net/)にアクセス
- 「楽天キャッシュ」または「ギフトカード」に関するカテゴリを選択
- チャットまたは問い合わせフォームで、「詐欺被害の疑い」「コードを送ってしまった」旨を伝える
- カード番号、購入日時、利用状況、相手とのやりとりの記録などを可能な範囲で提出
すでに使用されていた場合でも、楽天側で状況を確認し、記録として扱ってもらえます。少しでも早い行動が被害軽減の鍵です。
4-3. 警察・消費者センターへの相談と手順
金銭的な被害が発生している場合は、楽天への連絡と並行して、公的機関への相談も行いましょう。
【相談できる窓口】
- 警察署(サイバー犯罪相談窓口)
→ 最寄りの署に直接相談、またはネットでの通報も可能 - 消費者ホットライン(188)
→ 最寄りの消費生活センターにつながり、詐欺への対応方法を案内してくれます
警察への相談時には、購入レシートやコード、やりとりの記録などがあるとスムーズに対応してもらえます。
4-4. 証拠の残し方と相談時の伝え方
相談をする際には、相手の発言や自分の対応を時系列でまとめておくと非常に効果的です。
【準備しておくとよい記録】
- ギフトカードの写真、PINコード、購入レシート
- 詐欺相手とのやりとりのスクショ・メモ
- 被害が起きた日付・時間・連絡手段・相手の名乗りや主張内容
これらを紙やデジタルメモにまとめ、第三者にも説明できるように整理しておくことで、正確な対応が受けやすくなります。
4-5. 二次被害や返金詐欺への注意点
一度詐欺に遭ってしまうと、その情報が他の詐欺グループに渡り、再び「返金サポート」などを装った詐欺連絡が届くこともあります。
【よくある二次詐欺のパターン】
- 「被害金を取り戻すには、別のギフトカードを購入してください」
- 「弁護士を紹介します。手数料が必要です」
- 「補償金を出すので、まずは個人情報を送ってください」
これらはすべて新たな詐欺です。 一度騙されたことを恥じず、「もうこれ以上は渡さない」意志を持つことが重要です。
次章では、楽天ギフトカードを使わない場合に検討したい安全な現金化の方法と注意点を詳しくご紹介します。
5. 安全に楽天ギフトカードを現金化する方法

楽天ギフトカードは楽天サービスをよく利用する方にとっては便利ですが、「使う予定がない」「誤って購入した」「もらったけれど使い道がない」といった場合、未使用のうちに現金化するという選択肢もあります。
楽天ギフトカードは電子ギフト券の中でも高い換金性を誇り、未登録・未使用であれば、買取サイトで現金化が可能です。
ただし、方法を間違えると詐欺に巻き込まれるリスクもあるため、安全性を最優先にした手順を知っておくことが大切です。
5-1. 未登録のコードは買取サイトで換金可能
楽天ギフトカードのPINコードが未使用であれば、ギフト券買取サイトでの売却がもっとも安全かつ一般的な現金化手段です。
【基本的な流れ】
- ギフト券買取サイトにアクセス
- 「楽天ギフトカード」を選択し、カード額面とPINコードを入力
- 本人確認(初回のみ)と銀行口座情報を登録
- 査定結果に同意後、最短で即日振込される
この方法であれば、店舗に出向く必要もなく、すべての手続きがオンラインで完結します。
5-2. 安全な業者選びのポイント
現金化を安全に行うためには、どこで売るか=業者選びが非常に重要です。
業者によって対応の丁寧さや買取率、信頼性が大きく異なります。
【信頼できる業者の見分け方】
- サイト内に古物商許可番号と法人情報が明記されている
- 査定前にコード提出を求めない(先渡しリスクがない)
- 電話・メール・チャットなど問い合わせ手段が複数ある
- 利用者レビューが多く、SNSやブログでも一定の評価がある
逆に、LINEだけでやり取りする個人運営や、異常に高い換金率を提示する業者は要注意です。
5-3. 個人取引の危険性と失敗事例
SNSやフリマアプリなどを使って「楽天ギフトカードを高く買い取ります」と呼びかけている個人もいますが、こうした個人取引には大きなリスクがあります。
【よくある失敗例】
- 「高額で買います」と言っておいて、コードだけ取られて音信不通
- 「残高確認のためにコードを見せて」と言われて使用されてしまう
- メルカリやラクマで出品し、アカウント停止になるトラブルも
個人とのやり取りではトラブル発生時に第三者の仲介がないため、返金・補償が一切受けられない点に注意が必要です。
5-4. 高く売るためのポイントと買取率比較
楽天ギフトカードは、ギフト券買取市場の中でも比較的高い換金率を維持している商品です。
【買取率の目安(2025年現在)】
ギフト券の種類 | 買取率目安 |
---|---|
楽天ギフトカード | 85〜90% |
Amazonギフト券 | 75〜80% |
Appleギフトカード | 80〜90% |
Google Playギフトカード | 75〜80% |
nanacoギフト | 85〜90% |
【少しでも高く売るコツ】
- 額面が端数でないカード(例:3,000円・5,000円など)の方が人気
- 新品・購入日が新しいカードの方が買取率が高くなりやすい
- 午前中に申し込むと即日入金の対象になりやすい
5-5. 現金化を検討する前に確認しておきたいこと
現金化の判断をする前に、以下のことをしっかり確認することがトラブル防止につながります。
【チェックリスト】
- 楽天ギフトカードは未使用・未登録であることを確認
- 本人確認書類(運転免許証など)は準備済みか?
- 公式サイトではなく、評判を確認した上で業者を選んでいるか?
- 「このカードは今後使う予定が本当にないか?」も再確認
登録済みのギフトカードは一切換金できないため、現金化を検討している方はPINコード入力前に行動するようにしてください。
次の章では、楽天ギフトカードに関してよくある疑問や不安にお答えするQ&A形式の10項目をご紹介します。
よくある質問(Q&A)
Q1. 楽天ギフトカードとはどんなものですか?
A. 楽天グループの各サービスで使える、前払い式の電子ギフト券です。PINコードを楽天アカウントにチャージすることで、楽天キャッシュとして買い物や支払いに利用できます。
Q2. ギフトカードの残高はどこで確認できますか?
A. チャージ前のコードでは残高確認はできません。楽天アカウントにチャージした後は、楽天キャッシュの残高ページでいつでも確認可能です。
Q3. 楽天ギフトカードには有効期限がありますか?
A. カード自体には有効期限がありませんが、チャージ後の楽天キャッシュには、最終利用から10年間の利用期限があります。チャージしたら定期的に使うのがおすすめです。
Q4. 突然「楽天からの連絡」と言われてコードを求められました。これは本物?
A. それは100%詐欺です。楽天が個人に対してギフトカードコードを求めることは一切ありません。即座にやりとりを中止してください。
Q5. ギフトカードを間違って登録してしまったら現金化はできませんか?
A. はい、一度チャージしたコードは現金化できません。 未登録・未使用のうちに判断することが大切です。
Q6. フリマアプリで楽天ギフトカードを売ってもいいですか?
A. メルカリやラクマなどではギフト券の出品は禁止されています。 出品するとアカウント停止などの処分対象になるため、法人が運営する買取サイトの利用が安全です。
Q7. 現金化は違法ですか?
A. ギフト券の現金化そのものは違法ではありません。ただし、信頼できる業者を選び、本人確認を正しく行う必要があります。
Q8. 楽天ギフトカードの買取率はどれくらいですか?
A. 一般的な買取率は85〜90%前後です。時期や買取業者によって若干の変動がありますが、電子ギフト券の中でも比較的高い水準です。
Q9. 子どもが勝手にギフトカードを使ってしまいました。取り消せますか?
A. 一度チャージされた楽天キャッシュは、原則として返金・取消はできません。 今後は家族で管理方法を見直し、パスワード設定などを検討しましょう。
Q10. ギフトカードを買ったあと、詐欺に気づきました。どうすれば?
A. PINコードが未使用なら、すぐに楽天公式サポートへ連絡してください。 使用済みであっても、警察や消費生活センターへの相談で被害届を提出できる場合もあります。
まとめ
楽天ギフトカードは使い勝手の良さから人気が高い一方、詐欺のターゲットになりやすいギフト券でもあります。
「今すぐコードを送って」はすべて詐欺と認識し、少しでも違和感があればすぐにやりとりを止めることが大切です。
被害に遭った場合も、冷静に証拠を残し、楽天公式や警察・消費生活センターへの相談を早めに行いましょう。
また、使わないカードは未登録のうちに、安全な買取サイトを利用することで、リスクを避けて現金化が可能です。
正しい知識と対応力で、楽天ギフトカードを安心・安全に活用しましょう。
